もし1冊の本を10分で読めるようになったら最高ですよね。
1冊10分なら1時間で6冊。ビジネスでも勉強でも圧倒的な差がつきます。
「速読」は文章を速く読む能力を向上させるテクニックのことです。
「正直そんなの無理じゃね?」と思う方も多いはずです。実は、僕もその一人でした。
この記事では、そんな「速読」のからくりやメカニズムについてご紹介します。
「速読にはいったいどんなからくりがあるのか?」
「本当に意味を理解しつつ速く読めているのか?」
「なんか胡散臭え」
と思っている方は、ぜひ読んでみてください。
速読のからくり(仕組み)とは?
速読は大きく以下の4つのからくりによって可能になります。
- 頭の中で声を出さない
- 意味のある部分だけ拾い読みをする
- 視野を広げて文章全体を捉える
- 内容を先取りでイメージする
速読に「生まれつき特殊な能力が必要」と思っている方も多いですが、トレーニングによって技術を身につけることで速読できるようになります。
速読のからくりについて一つずつ解説しますね。
① 頭の中で声を出さない
通常、人は頭の中で声に出しながら文章を読み進めています。
しかし速読では、頭の中で声に出す癖を抑え、目で文章を追うことに重点を置きます。
つまり、文章を「読むスピード」を上げるのではなく、文章を「理解するスピード」を上げるのです。
これが「速読」のからくりの一つです。
② 意味のある部分だけ拾い読みをする
速読では「一語ずつ読む」ということはしません。
いわゆる「流し読み」と同じく、意味のあるフレーズやまとまりごとに文章を読みます。
もっと具体的にいうと、重要でない部分や冗長な表現をスキップすることによって、読むスピードを向上させるわけです。
③ 視野を広げて文章全体を捉える
通常、人は文字ごとに目を止め、1文字ずつ視点を動かして文章を読みます。
しかし速読では、視点が停止するこの癖を抑制し、文章全体を視界で捉えるトレーニングをおこないます。
結果として、1度に複数の文字をまとめて読めるようになるので、スピードが上がるようです。
④ 内容を先取りでイメージする
文章の内容を予測したり、イメージ化したりしながら読むのも速読のテクニックの一つです。
そうすることで脳がテキストの内容をより迅速に処理できます。
結果として、スピーディーに情報理解を深めることができます。
「速読」はこのようなテクニックによって身につけることが可能です。
「速読」を身につけるのに高額な講座は不要!本でテクニックを学んで実践あるのみ
「速読」を身につけたいなら、速読の原理やテクニックをしっかりと理解したうえで、実践あるのみです。
経験上、速読の本は1冊読めば十分ですね。
おすすめは、理論から具体的なトレーニング方法までまとまっている、以下の書籍です。
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